:: 08野の花至仏山
コメツツジは木の全体の感じや葉の感じからツツジの仲間だとはわかるのですが、木の大きさと比べて花は非常に小さいですね。
でも、花の一つを見るとやはりツツジです。
コメとはこの花の小ささから来ている名前です。
ズダヤクシュは林下に咲く小さな花ですが、花茎を立ち上げますので、目に付きます。
花なんだか実なんだかよく見ないとわからない時があります。
上の写真は蕊が確かに出ていますので花ですね。
ゴゼンタチバナを見つけると、高い山に来たなと思います。
独特の6枚の葉の中に一つの花を咲かせます。
よく群生します。
下の写真はマイズルソウの中のゴゼンタチバナです。
ツマトリソウとは粋な名前をつけてもらいましたね。
その名はどこから来たのでしょうか。
下の写真でツマトリソウと並んでいるのはゴゼンタチバナ。
カラマツソウの仲間で高山に生えるのはこのミヤマカラマツと下のモミジカラマツ。
葉の形で区別がつきます。
ミヤマカラマツは丸い小葉が特徴です。
こちらはモミジカラマツ。
葉が切れてモミジのようです。
タカネシュロソウはシュロソウの高山型です。
ムラサキタカネアオヤギソウともいいます。
黄緑色の花を咲かせるタカネアオヤギソウという近い仲間もいます。
ちょっとラン科の〇〇チドリなんかと似ていますが違います。
こちらはゴマノハグサ科です。
ヨツバシオガマはタカネシオガマよりもスッと立って、長い嘴を持っています。
タカネシオガマはヨツバシオガマやミヤマシオガマに近い仲間です。
よく似ています。葉や花の微妙な形で区別ができます。
ナナカマドは花よりも紅葉が有名ですね。
真っ赤な血色の紅葉になると見事ですからね。
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