:: 06風景
満月の月に群雲がかかったり抜けたり。
月の光に雲の怪しく光っていました。
下界は夏。でも尾瀬の至仏山はまだ雪を沢山残しています。
これを脱ぐのは真夏でしょう。もう少しです。
もう夏です。尾瀬ヶ原も青々とした原になっています。
原の装いと至仏山の雪の対比です。
尾瀬ヶ原から見た景鶴山です。
痛々しいガレた部分がよくわかります。
夏の尾瀬ヶ原の青々としたカラマツです。
秋の紅葉のカラマツが有名ですが、これだけ堂々としたカラマツは夏でも魅力があります。
そこは細い沢ですが、凄い勢いで水が流れていました。
上は雪深い山。その雪解け水がいっきに流れ落ちているのです。
冷たい激流だけど、シダは喜んでいるようです。
朝靄の中に深く沈む雪解け水を湛えた池。
回りには解けきらない雪が沢山残っています。
もうすっかり芽吹いた木々の向こうに、雪深い高い山はまだたっぷりと雪をいただいています。
ここは新潟の雪のメッカです。
米どころ新潟魚沼地方の越後三山も雪解けのころです。
下界ではもう、田植えが真っ盛り。その田に水を届けるのが、この山々の雪解け水です。
まだそれ程太くはないのに、雪の重みや風にも負けず、しっかりと天を向くけな気な木々です。
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