:: 05野の花白馬岳周辺
2005年の白馬岳・栂池や八方尾根での高山植物の写真
下界のツリガネニンジンより品を感じるのはなぜでしょう。
スーッと伸びた茎から幾つもの花をぶら下げ、なんだか合唱しているようです。
見事なピンク色ですね。
全体で一つの花と感じるのはこれらの仲間に共通ですね。
でもその一房に幾つの花があるのでしょう。
父さんはおっくうで数えませんが。
確かに暗いときに見ると、黒い花のようです。
でも、本当は赤ワインのようないい色をしていますよ。
花だけ見ると、オニユリやコオニユリによく似ています。
でも、親戚としては少し遠いそうです。
葉のつき方や、花の出方が違いますね。
3枚の花弁が反り返って、花柱を長く突き出して。
ちょっと変わった花ですね。
でも、父さんはこの色合い共々好きです。
これはちょっと種の特定に自信が無い。
よく似た花がありますからね。
下花弁の黄色い班がチャームポイント。
下界のタンポポとどこが違うのやら。
これまた、白馬で咲いてたから、ミヤマタンポポとしただけ。
種の確定は難しいです。
この類のセリ科の花は多いですね。
どれも派手ではありませんが、バックのいい所に咲いていると、ドキッとします。
これは、始めてみました。
シオガマにしては一つの花が異様に大きかったです。
オオバギボウシは下界でも咲いていますが、森の中などが多く、こんなに開けた所ではあまり見かけません。
これまた、下界のものより気品を感じるのは気のせいでしょうか。
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