:: 10野の花
ありふれた雑草にも時々は気を配りましょう。思わぬ魅力が見えてくる事があります。このスズメノテッポウも美しい姿を見せてくれました。
まっさらなミヤマハコベの白。その白が浮きでる緑と黄色でした。
前景の黄色はヘビイチゴです。
ヘビイチゴはどうも嫌われ役のようですが、花は素敵な黄色をしています。他のバラ科の仲間の黄色に負けていません。
このカキドオシは、「私はここよ」と主張していました。緑の中で異彩を放っていました。
ムラサキケマンの赤紫が主役で、白いニリンソウのバック。どこか話しかけてるようにも見えます。
ムラサキサギゴケの青紫とヘビイチゴの黄色の対比が綺麗でした。
ハナイカダ、ちょっと暗くて風があり、思うように撮れなかったので、ごまかしてみました。
春に咲くユリの仲間はどれも小さなものばかりです。このホウチャクソウも背丈は3・40Cmくらい。下向きに花を咲かせるので目立ちません。色も葉や茎と同じようですし。
最近タネツケバナに自信が無くなってきました。なんだか印象が違うのです。「・・・タネツケバナ」というのがいくつかあるようですし。
この写真もタネツケバナにしては品があります。
道端や畑の横、明るい森の中などで見かけるヤブタビラコは、雑草でかたずけられてしまう類の植物ですね。でも花は端正な顔立ちですよ。
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