:: 10野の花
ツボスミレは、またの名をニョイスミレといいます。他のスミレが一段落したころ咲き始めます。白くて小さなスミレですが、群生しますのでよく見かけるでしょう。
ムラサキサギゴケはもちろん苔ではありません。地面から少し立ち上がって結構大きな花を咲かせます。良い紫色です。
マムシグサが寄り添っています。近くに立ちあがったマムシグサ2本が何かの弦に巻きつかれ、くっつきあってしまいました。この植物には迷惑でしょうが、何故か人間味を感じてしまいます。
クサイチゴはなかなか絵になりずらい花です。この写真もとても絵になったとはいえません。ま、図鑑として。
ワチガイソウは春早くだけに姿を見せるハコベの仲間です。
濃い赤紫色の葯が花弁の白にマッチして美しいのですが、今回はちょっと遅かったようです。
ムラサキケマンは山に登らずとも、麓からあります。ただ平地ではあまり見ません。というよりも、平地にそんな環境が少なくなったからでしょう。
この花を見るとウスバシロチョウを思い出します。ウスバシロチョウの食草です。
ツルカノコソウはオミナエシ科の花です。写真のものはまだやっと花を開いたばかり。もっと立ち上がります。
ウバユリは夏に長細い花を沢山つけます。花弁をあまり展開させないので、それほど魅力のある花ではありません。むしろ、この実殻の方が何故か気になる植物です。春にもまだ残っています。
« より古い記事
より新しい記事 »