2011年7月26日、白馬岳の八方尾根で撮った高山植物の花の写真
今回の八方尾根行で一番気にいった花がこのタカネセンブリです。色といい形といい、花弁の中の点々といい独特の美しさがあります。
なのに、いい写真が一枚も撮れなかった。悔しい。でも、意地汚いので捨てられません。
これはピンはきているが回りがちょっとうるさい。
これは回りはすっきりしているが、ピンが甘い。
高山に咲くシオガマの中でこのヨツバシオガマとミヤマシオガマ・タカネシオガマはよく似てます。でもヨツバシオガマはすっくと立ち上がりますし、嘴が尖がっているので判ります。3種の中では一番気品がありますね。
はじめに「シモツケソウ」と「シモツケ」は別物です。シモツケは木です。
小さな線香花火を無数につけたようなシモツケソウは結構人気があります。美しいピンク色の花弁や雄蕊に水滴でもついているとたまりません。
イワシモツケはシモツケソウ程派手ではありません。花色は白ですし、シモツケソウのあの花火のように飛び出た雄蕊も目立ちません。しかし、しっとりとした上品な魅力があります。
イワシモツケはシモツケと同じく木です。