:: 11野の花八方尾根の花

2011年7月26日、白馬岳の八方尾根で撮った高山植物の花の写真

　
　シモツケソウはピンクの花で目を引きますので、好きな人も多いようです。しかしこちらのオニシモツケは名前ほどではありませんがちょっと大柄でごっつい感じで「オニシモツケが好き」という人はあまりいないようです。

　
　「〇〇ショウマ」とつく植物は色々ありますが、科も違ったりしますし似てもいるので、難しいです。実はかなり苦手です。これだって、近くにヤマブキショウマと看板があったのでヤマブキショウマにしました。ご免なさい。

　
　どうしても昔の人間にはこの名前を聞くと演歌を思い出してしまいます。忘れよう。
　高山というよりも日本海側の山に咲く花のようです。

　
　下界にチダケサシというのがありますが、それよりも名にあるようにハナチダケサシの方がちょっと華やかなようです。

　普通シオガマの類は左右対称の花を咲かせますが、このエゾシオガマとトモエシオガマはねじれたようになっていて左右対称ではありません。独特です。
　

　

　オヤマソバはたで科ですから、パッとした花ではありません。ただ蕎麦好きとしては蕎麦と名のつくオヤマソバの実がどうなのか気になりますね。もちろん蕎麦とは違うのですが。
　

　

　
　今はやりの撫子（なでしこジャパン）。これは高山に咲くタカネナデシコ。この個体はかなり花弁が細いようです。

　
　タカネカワラマツバは下界の河原に咲くカワラマツバとよく似ていますが、黄色みが強いようです。だから「キバナカワラマツバ」ともいうようです。

　
　イワイチョウの花とミツガシワの花は結構似ていますね。しかし葉は違うようです。咲く場所もミツガシワの方が水の多い所に咲くようです。もちろんイワイチョウもジュクジュクしたような水気の多い所が好きですが。

　
　ヤマホタルブクロは普通赤紫ですが、これは殆んど白でした。赤紫のホタルブクロもありました。